じゅん散歩は西早稲田 2024.2.16放送&西早稲田さんぽ

2024年2月16日のじゅん散歩は、西早稲田を訪ねました。
西早稲田にあるのは、戸山ハイツアパート。

私もちょっと前に散歩したのですが、「団地でありながら、公園でもあり、山でもある」
とても印象的なお散歩スポットでした。

じゅん散歩での高田純次さんは、どこを訪ねたのでしょうか?
ご紹介していきます。

じゅん散歩 戸山ハイツアパート

番組の最初に、西早稲田駅周辺の戸山ハイツアパートの紹介がありました。

戸山ハイツアパートは、戦後平屋建ての集合住宅が作られたことから始まります。現在は高層の住宅33棟が建つ、都内有数の大規模団地です。

じゅん散歩 戸山ハイツ 幸徳屋

戸山ハイツの中でも、西早稲田駅に近い33号棟1階には、店舗が並びます。
高田純次さんが立ち寄ったのは幸徳屋

80代の店主さんは、40年以上も店をやっている。娘さんの家から通ってきているそう。
店の前を通る人たちと、会話をする様子が映ります。

ジュースや、中村屋のお菓子なんかを売っている店のようです。
「前はここにも、魚屋も肉屋も八百屋もそろってたのよ」

じゅん散歩 戸山ハイツ コーヒーメルヘン

続いて訪問したのは、コーヒーメルヘン
「サイホンコーヒーの店、コーヒー専科」の看板が出ている。
外にも椅子があってコーヒーが飲めるコーヒーショップ。

ご夫婦と娘さんで営業している店は創業まもなく半生記。

高田純次さんも、カウンターでコーヒーを一杯。
「おいしいコーヒーだ。こういう店はずっと続けて行ってほしい」

開店から近所の人が集まってきます。コーヒーの値段は25年据え置いてきたが、常連さんが心配するので、50円値上げして400円となった。
奥さんが元コーヒーショップの店員さん。
「同僚に代わってバレンタインのチョコをあげたのが、結婚のきっかけだった」という話をしてくれました。

見ていてほっこりするじゅん散歩でした。
こんな戸山ハイツの歴史って?

江戸時代までは、尾張徳川家の下屋敷で、庭園がありました。
明治時代になると、陸軍のものになり、学校や病院などが置かれました。
戦後になり、住宅に困っている人のための越冬応急住宅が建設され、木造平屋の住宅が建設されました。1970年代に高層住宅となりました。

この戸山ハイツアパートは、敷地が、広大な戸山公園・箱根山につながっているんですね。以前に散歩した時は、なにしろそれが印象的。こんなに公園や山とつながっている住宅って、他にあるんでしょうか?

戸山の箱根山 山手線内最高峰

箱根山は戸山公園内のちょっとした「山」
標高44.6メートルですが、山手線内側では最高峰。登山証明書ももらえました。

尾張藩下屋敷時代に、藩主徳川光友が庭園を造り、池を掘った土で作られた山だそうです。
なかなか景色もいいのです!

以前に『日本最初の盲導犬』という本を読みました。戦時中に、戸山の陸軍病院で、日本初の盲導犬が訓練されていた歴史が書かれた本です。その中で、盲導犬と歩く練習の総仕上げをしていたのが箱根山。小さいながらも急な階段を歩いたんだなあ、と現地に来て実感。

もとは将校の集会場 戸山教会と附属幼稚園

箱根山のふもとで目が釘付けになったのが、戸山教会附属幼稚園の建物。
「これはかなり昔の、しかも立派な建築だ」

調べてみると、戸山教会と付属幼稚園は将校の集会場を土台に建てられたのです。内部には将校が書き残したとみられる”落書き”も残ると言われます。

なるほど。
しかしこの幼稚園。本当に緑の中で、しかも歴史に翻弄された建物で・・
私も通いたい。

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