アド街麻布十番!2024.4.6放送&麻布十番さんぽ

散歩番組・本

アド街ック天国は、2024年4月6日に、麻布十番を特集しました。番組のサブタイトルは、”昔ながらの商店と進化する“超美食地帯”
老舗が集まった商店街は、大使館が多い土地がらもあってか、センスがよく。
地元の方で賑わっているらしいのもいいのです。

アド街の放送の様子と、麻布十番をじっくり歩いた私の散歩を紹介します。

古川 アド街麻布十番13位

麻布十番の駅を降りて階段を上がると、高速道路が分岐しているところに出ます。このあたり、高速道路の下を歩くことになり、高速道路が分岐していて迷子になりそうにもなって、私は「うわあー」とテンション下がりがちです。

が、ここは麻布十番の発展のもとになった大事な場所。写真の左奥が一の橋。古川が大きく曲がる一の橋には荷揚げ場が造られ、商業の集積場としての役目を果たしていました。
麻布十番が発展したのは、この荷上場があって物流の要衝だったからなのです。


アド街麻布十番でも、13位古川と、それに続く「麻布十番物語」のところで、説明されていました。

麻布という地名は、麻を植え布を織っていたことからつきました。
江戸時代に古川の改修工事が行われたとき、iから10の区画に分けて工事をし、10番目の工区だったのが麻布十番のあたりで。それが麻布十番の名の由来だそうです。

江戸時代の大名屋敷が、明治時代以降は大使館になりました。映画館がいくつもあるほどにぎやかな町だったそうですが、昭和44年に都電が廃止。それからは「陸の孤島」の時代が。
平成12年に地下鉄が開通し、六本木ヒルズが近くにできたことで、美食タウンになりました。

十番稲荷神社  アド街麻布十番15位

地下鉄の出口のとなりにある神社。

十番稲荷神社は、もと末広神社および竹長稲荷神社という二つの神社でした。どちらも、昭和20年4月15日にの空襲で焼失しました。昭和25年6月復興土地区画整理により、両社境内地を現在地に換地、その後両社は合併して十番稲荷神社と改称したそうです。

かえるの神様がいらっしゃいます。
江戸時代 の大火で、このあたりが殆ど焼けてしまった時、山崎主税助の屋敷のみが焼けなかった。「これは邸内の大かえるが、水を吹きかけて猛火を退けたからである」と言われ、山崎家に御札を求める人々が多かったそうです。その後、お札は末広神社で配られ、戦後十番稲荷神社でも配られるようになったそうです。
この伝説の舞台は、がま池といいます。かつては1650平方メートルあった池は、現在では大部分が埋め立てられてしまったそうです。

あと、桜の枝を参拝者に配っていました。なんて風流。

たぬき煎餅のチーズ煎餅 アド街麻布十番5位

十番稲荷神社から、大通りを渡ると、麻布十番の商店街。最初に目にとびこんできた看板のたぬき煎餅は、1928年創業。アド街ック天国麻布十番では、5位の「麻布十番土産」の中で、チーズ煎餅がとりあげられました、

豆源 アド街麻布十番5位

まずめざしたのは豆源。店をはいって左側では職人さんが働いています、あとでHPをみたら、揚げたてのおかきや、糖掛けしたての南京糖を作っていたようです。出来立てのものも買えます。私は、いろいろなものを味わえる五種類の詰め合わせを買いました。しかし、「あそこでは出来立ての何かを買うべきだったのではないか」とくよくよ。また次いきましょう!

買って帰った豆たち、何だか新鮮でした。手土産に最高ですね。

慶応元年(一八六五年)創業以来、 豆の持ち味と風味を守る製法で 豆菓子の味覚を追求してまいりました。

初代駿河屋源兵衛は”豆やの源兵ヱ“さんと愛称されて 煎り豆を肩に、また屋台荷車を引き歩いて 江戸下町の人々に親しまれていたようです。

麻布十番に居をかまえてからは、 店頭に大きな日傘のある店としても 注目されてまいりました。

豆源のHPより


アド街麻布十番5位 「麻布十番土産」の中で取り上げられました。番組の中では、塩おかきと、松浦弥太郎さんがエッセイ集で紹介したモッツァレラアーモンドが登場!

浪花屋総本店 アド街麻布十番 20位と5位

ここも有名な老舗、浪花屋総本店のたい焼きを食べようと店を覗くと「10分待ちですよ」
行列はないけれど、みなさん待っているのね。
「ひとりごはんは早めスタート」が原則なので、蕎麦を食べに行かなくては。
ここには、あとで来ることに。

12時半ごろ戻ってくると、こんどは1時間待ちになっていました。
人気店で、晴れた土曜日。いたしかたなし。

アド街麻布十番では、20位「元陸の孤島」で4代目店主のインタビューが流れました。今は2路線の地下鉄駅がある便利な麻布十番ですが、それ以前は「陸の孤島」。「地下鉄が無い時代、時間が止まっていた。それが却ってよかった」と店主さんは語りました。5位の「麻布十番土産」でも、有名なたい焼きと、ナニワヤカフェで味わえる宇治金時白玉かき氷が紹介されました。

麻布十番通り

麻布十番通りを歩きます。ここは本当に食べるものには事欠きません。。
前日まで寒かったのが、急に25℃を超えて晴れた土曜日。歩く人の解放感がすごい。

ベビーカーと自転車が多く、「おしゃれだけれど近所の人で賑わう町」という印象。
そして、近所からきた外国の方が多い。大使館だらけの土地柄ですものね。

総本家 更科堀井 アド街麻布十番 女子ひとりごはん

開店時間の11時を過ぎたところで、総本家 更科堀井に到着。

ところで、右側に映っている建物は、ザ・ライブリー東京麻布十番というホテル。2008年まではここに麻布十番温泉があったのだそう。茶褐色の湯で親しまれ、麻布のランドマーク的存在でした。
アド街麻布十番を見て、「更科掘井の前が温泉だったんだ!」と驚いた私です。
地元の人は「熱いお湯で、ぬるくすると怒られちゃった」と語ります。熱く黒い湯だったようです。

このホテルの9階にあるTHE LIVELY BARでは麻布十番温泉を思い出させるカクテルがいただけるそう。黒いしゆわしゅわのカクテルが映っていました。バターの風味を生かしたダークラムにコーラを注いだカクテルは黒いカクテル。いやぁ、飲んでみたい。

そして、お蕎麦です。
前に麻布十番に来た時「更科の看板だらけじゃん!」と思ったのでした。

現在3つの更科と名のつく蕎麦店が、それもどの店も大々的にお店を構えている麻布十番。
悩みましたが「創業家の子孫が経営していて、おいしいという声も高い更科堀井に行ってみよう」とやってきました。

広々とした店内はボックス席と、大きな円形のカウンターに別れています。
大きな(前の人のが遠くて、一人一人のスペースが広い)カウンターは、ひとりごはん天国でした。

季節の変わりそばを注文。桜の季節なので桜切というそばです。880円は老舗なのにやさしい。 
隣の席にあとからいらした方も、もう少し人生の先輩風の女性。
天ぷらそばをさっそうと食べる様子に、ひとりごはんと蕎麦の相性のよさを感じました。

待っている間に、テーブルに置かれた店の歴史を読みました。

堀井家の伝によると、創業は寛政元年(1789年)。
初代は、信州特産の信濃布を商っていたのがそば屋に転じたもので、
領主・保科家の江戸屋敷から程近い麻布永坂町に店を構えた。
看板は「信州更科蕎麦処 布屋太兵衛」。

総本家 更科堀井HPより引用

白いさらしなそばと変わりそばが主力で、寺院、大名、皇室などにもそばを届けていたそうです。
昭和にはいったころから、家業に陰りが見え、昭和16年に廃業。戦後復興する際にいろいろあって、3つの更科そばが並びたっているみたい。

そこへ、そばやってきました!

白いそば上品で、つるっといくらでもはいる感じ。
そして、つゆの美味さよ。塩分が、と思いながらそば湯をついで、どんどん飲み干してしまいました。

店員さんが結構年配で、常連さんと挨拶をしてる姿も、地元密着な感じでよかったです。

こちらのお店もアド街に「三つの更科」として取り上げられました。
アド街の前回の(1990年代)の取材時に、堀井家の幼い兄弟が出演していました。「お客さんを増やして、有名人にも来てもらいたい」と言っていたお兄さんは経営に、そばうちに興味があった弟さんは日本橋店店長に、と立派になっていました。

他の更科についても、ゲストから紹介がありました。それぞれに良さがあるようです。

サンモリッツ名花堂

総本家 更科堀井の隣、暗闇坂に向かう門にあるのがサンモリッツ名花堂、店の外から見えるパンとか、控えめな大きさで店名が書かれた入口の雰囲気とかが気になりつつも、蕎麦のすぐあとにパンを食べる勇気はなくて通りすぎました。

このお店は。アド街麻布十番の6位に登場。1995年の前回取材の時と変わらない店として取り上げられました。家族が中心になって経営しているこのお店は、朝7時台からオープン。シベリヤカステラやタマゴロールがお客さんに人気だそうです。
そういえば、外からシベリアが見えたのでした。

暗闇坂

目指す方向とはちがうけれど、坂を登るために登る暗闇坂

曲がっていて長いののがよい。

暗闇坂の上は、坂の交差点のようなことに。

大黒坂

今度は大黒坂を降ります。坂の途中に大黒天のある大法寺を降ります。


こちらのお寺、にわとりを飼っていました。しだれ桜も咲いてる。

ビオセボン 手作り惣菜 フランス発のスーパー 

大黒坂の下の方で、気になるスーパーが。にぎわってるけど、そもそもなんて読むのかしら?

ビオセボンって読むんですね。フランス発のオーガニック・スーパーマーケットです。「ビオ」とは、オーガニック(有機)、「ボン」はフランス語で「おいしい」「良い」で、「オーガニックっていいね」という想いが込められているそう。そうだったのか!

ナッツやドライフルーツの量り売り、セントラルキッチンで手作りした総菜、プロが相談にのってくれるオーガニックワインコーナーって・・・入ればよかった。

雑色通り

ここから、パティオ十番をかすめて、雑色通りを左へ。善福寺を目指します。交差点にはブティックやスイーツの店。

ハンガリー文化と書いたビル。大使館が近いのかな?

麻布 I.B.KAN アド街麻布十番5位

雑色通りを歩いていくと、商店街の途中、理容店の隣に、突然善福寺の参道があります。二度目の訪問でも、唐突な感じがする。この唐突感は悪くない。

この理容店 麻布 I.B.KANは、アド街麻布十番で実はすごい老舗として第4位に登場。
善福寺に初代のアメリカ公使館があったころ、ハリス公使のヒゲを添っていたお店なのだそう!さらに、ハリスに髪も切るように言われたが、散髪の経験がなかったので断ったところ、ハリスさんが理容を習わせたのだそう。8代目店主の西原さんは、「ちょんまげをやめなくてはならなかったが、ハリスさん達のおかげで業態変化ができた」と語っていました。

麻布山 善福寺 アド街麻布十番 3位

善福寺のバックには大変迫力のある建物、「元麻布ヒルズフォレストタワー」が!
お寺とのコントラストがちょっと面白い。

関東大震災で飲み水となった湧水柳の井戸。善福寺の前には、浄土真宗のお寺がいくつも、写真に写っているのは金蔵寺。都市のお寺らしい近代的な姿です。
柳の井戸も、アド街麻布十番ににランクイン!

お墓参りの人が、お寺の人にお墓の場所を聞いていました。
「お寺の名前がわからないとねえ。探しようがないんですよ」って、確かに、これだけお寺があると大変だ。

麻布山善福寺は、824年に空海が開山したと伝えられ、江戸では浅草寺に次ぐ古いお寺。鎌倉時代に親鸞上人が訪れ、浄土真宗に改宗したそうです。

江戸時代の終わりごろ、初代のアメリカ公使館が置かれたそうで、ハリスの像がある。江戸で一番古い「逆さ銀杏」もあり、見どころに事欠きません。

スーパーナニワヤ アド街麻布十番10位

一度大通りに出ます。麻布山入口の信号を左折。右折すると仙台坂に出るようです。

写真右側の角の店がスーパーナニワヤ。アド街麻布十番10位に登場しました。

創業100年を超える老舗で、チェーン店ではありません。
インタビューでは、「スーパーの近くにわざわざ越してきたのよ」という方や、世田谷から買い物にkた夫婦も登場。
オーナーが一頭買いして店内で精肉する牛肉の品質のよさが評判で、ローストビーフが名物だそう。
お惣菜のパックには、調理した人の名前がついていて、調理した方にもインタビュー。品質のよさに自信を持って調理しているようでした。ビーフストロガノフが美味しそう。

仙台坂下交差点。この先の角を左に曲がり、網代通りを駅の方に戻ります。

網代通りのこのあたりは、のんびりしていますが、注目のお店がそここにあります。
左奥の赤い看板はタマリヤのオフィス。老舗の質屋さんのようです。右側が網代公園。

ナッツバター専門店 KINOMINO アド街麻布十番5位

網代公園の近くにあるけれど、残念ながら立ち寄らなかったお店。

生搾りナッツバターの店として取り上げられるたナッツバター専門店 KINOMINO
5位の麻布十番土産の中で登場。

注文を受けたその場で搾る「生搾り方式」で販売しているナッツバター専門店。昨年オープンしたばかりのお店のようです。
普通のピーナッツバターにはいっている砂糖や油脂などを加えていないのは、原料のナッツに自信があるから。

グルメバーガー アルデバラン アド街麻布十番1位

網代公園そばにあるけれど、こちらも見逃してしまった店が、アルデバラン。アド街麻布十番 ランキング1位 超美食地帯で紹介されました。星型のお皿で提供されるハンバーガーは、一番おいしいと評判。予約必須だそうです。

麻布あみ城

右側の窓を全開にした店からピアノの生演奏が聞えました。

麻布あみ城という割烹のようです。カウンターと個室の和食店。看板の一汁五菜の昼膳は1800円。

たまごパンの「本巣ヱ(もとすえ)」 アド街麻布十番19位

歩いていると、右手にシックな店構えの本巣ヱ(もとすえ)
アド街ック天国では、19位 東京初進出のたまごパンの店として取り上げられました。

たまごパンは、明治元年から続く料亭旅館「炭平旅館」でのお祝いや記念のための謹呈品として誕生したそうです。私がお店の前を通った時は、店内には2~3人のお客様が。
たまごパンは人気すぎるので、モバイルオーダーもできるようです。

買った人が書いた記事をみると、たまごパンの断面はカステラのよう!
アド街でもたまごパンがふるふるしながら焼きあがる様子が映っていました。
一人暮らしには「620円のたまごパンはちょっと大きいな」(あると全部食べてしまう)と買いませんでしたが、惜しかったかも。

たまごパンを買わずに目指していたのは、浪花屋総本店のたい焼きでした。しかし、午前中は10分待ちだったのが、1時間待ちになっていて断念。
それならばと、すぐ近くのにぎわっていたベーカリーへ。

モンタボー麻布十番

3つか4つあったカウンターが行列になっていたモンタボー麻布十番。常連と思われるお客さんたちが、好みのサイズにパンをカットしてもらっていました。混んでいるけれど、接客がやさしい。
私は、季節のさくらの餡のパンを購入。

1977年の創業だそうです。湘南で開業したモンタボーは、麻布十番に本店を構え、全国約60店舗(2022年現在)展開しているのだそう。「職人が毎日ひとつひとつ店舗で粉から作り上げるオールスクラッチを基本としたベーカリー」だとお店のHPにありました。

買ったパンを食べようとパティオ十番へ。

パティオ十番とパティオ通り きみちゃん像はアド街麻布十番18位

街の中のオアシスのような空間、パティオ十番に来ました。
ちょっと休んだりするのにいいし。ここで立ち話している人の姿も見ました。
パンを食べようといているのは私だけでした・・

きみちゃん像のモデルは、童謡「赤い靴」ので歌われた岩崎きみちゃん。米国人宣教師の養女となったきみちゃんは、結核のため麻布の長坂孤女院で9歳で亡くなりました。アメリカに渡ることはなかったそうです。

麻布十番商店街のHPにも、きみちゃん像のことが詳しく書かれています。

綿密な調査を経て菊地寛が発表した小説『赤い靴はいてた女の子』(1979年、現代評論社刊)
の記述が、定説とされているものです。

少女は、岩崎かよの娘、きみ。
幼い頃に母親と離ればなれとなった末に孤児院に預けられ、結核に侵されて、
横浜から汽船に乗ることもなく、母親との再会も叶わず、わずか9歳で亡くなってしまったそうです。
かよは、最愛の娘がアメリカに渡って幸せに暮らしていると思い込んだまま、生涯を過ごしました。

麻布十番商店街HP


アド街麻布十番では、写真のきみちゃん像が18位。像を設置し、管理する山本仁壽さんは、集まった寄付金をユニセフに寄付する活動を35年も続けているそうです。
像を設置したばかりの時に、18円置いてあったのが募金箱を置くきっかけだったそう。
「35年で1500万円越したかな」募金は子どもたちの助けになっています。

ちなみに、モンタボー麻布十番のパン、おいしかったです!

カフェ ラ・ポエム 麻布十番

パティオ十番の周りには素敵な店がいっぱい。

赤と黒の重厚な窓のデザインが印象的なこの店は、カフェ ラ・ポエム麻布十番。都内に10店舗ほどあるカジュアルイタリアンのお店のようです。
口コミを見ると内装が素敵で、はいってみたい!
出店している場所は、北青山、自由が丘、新宿御苑、桜新町など、素敵タウンばかりです。

ロバーツコーヒー 麻布十番店

テラス席でパソコンをたたいている人、談笑している人が見えて、雰囲気のいいお店がありました。
この店は、Robert’s Coffee(ロバーツコーヒー)。フィンランドで一番愛されているコーヒーチェーン店のようです。

メニューも、フィンランドのものが味わえるみたい。コーヒーは浅煎りでやや酸味が強いのが特徴。フィンランドでよく食べられているシナモンロールや、ジェラートも人気のよう。

ここもひとりごはんに最適でしょう。

松尾寫眞館 アド街麻布十番布十番

パティオ通りを麻布十番駅に戻ります。

まず気になったのは、松尾寫眞館
店頭に並ぶたくさんの記念写真。ずいぶん昔のもありますが、美しく飾られています。
お店のロゴとか2階の窓とか素敵です。
なぜかコーヒーのパック?が売られているのも気になりました。

お店のHPを見ると、家族写真、受験写真、ペットの写真、写真の復元といろいろ行っているようです。
1927年創業!写真以外にもPTAや保護司など地域のしごとにたずさわって信用をきづいた初代。三人兄弟で、学校のアルバムや大使館、ブライダルと活動を広げた二代目、食品会社や飲食店経営を経て2010年から写真の世界にはいった三代目、と家族の歴史が書かれていました。コーヒーパックは三代目店主さんの経歴と関係あるのでしょうか。

アド街麻布十番でも4位の「実はすごい老舗」の一つとして紹介されました。

とらや帽子店

お向かいにも老舗が。
創業1950年のとらや帽子店
ショーウィンドウの夏用の婦人用。ワゴンに無造作に重ねられている帽子だって、立派なものではないですか。

麻布十番商店街のHPを見ると、「オーナーの海外買付品、輸入品、人気ブランド品、ボルサリーノ、カミンスキー、ハンドメイド品等を販売する帽子だけのショップです。」オンラインショップもあるのですが、個性的なデザインのものがたくさんでうっとりします。近くの学校の制帽も取り扱っているようです。

アド街ック天国でも、多くの店が紹介されていましたが、本当にこの町は個性的な店にあふれていました。短い滞在の間に、たくさんの行きたい店を発見するさんぽでした。

最後に、麻布十番駅にあったBlanc/富士屋の看板。質屋さんなんですが、写真ガキラキラ豪華。麻布十番は、質店も多かった。

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