じゅん散歩は池上 2024.2.21放送&池上さんぽ

散歩番組・本

じゅん散歩が私の大好きな池上に!

「お散歩におすすめな町は?」と聞かれたら、私的には池上を推したいです。
池上本門寺の階段が、上から見ても下から見ても良すぎて。

池上梅園に向かう道も、多すぎず少なすぎずの人たちが、梅を目指してぶらぶらするのもいいし。
本門寺通り商店街の老舗の建物を見るのも好きだし、名物くず餅も、決められなくて2つ3つ買ったりする。

まずは、放送されたじゅん散歩をご紹介!

じゅん散歩は池上 オープニング

じゅん散歩は、池上本門寺正面の石段が見えるところからスタート。
通行人に声をかけます。
「あそこまで行って階段を昇ろうという勇気が出るかどうか」
今日の放送では、池上本門寺にはいきませんでした。

オープニングのナレーションです。

池上は、駅を中心に12の商店街があり、歴史風情が色濃い。
池上本門寺は、歌川広重江戸近郊八景にも描かれた。
此経難持坂(しきょうなんじざか)は、加藤清正が寄進した石段だと伝えられています。
清正公生誕460年を記念して、三重塔形式の「清正公堂」がこの春完成予定です。

人気の古民家カフェ蓮月も、オープニングで紹介されました。建物は昭和初期のもの。
この建物で営業していた蕎麦屋「蓮月庵」が惜しまれながら閉店したあと、2015年にオープンしたカフェ。

私も古民家カフェ蓮月に行ってみました。人気の高いお店ですが、テラスもあり2階もありのお店はとても広い。ゆっくりとしたカフェタイムを過ごすことができました。


じゅん散歩は池上 健康歩道の徳持神社(とくもちじんじゃ)へ

池上通り沿いを歩いていると、「んのお守り」の看板が出ている神社があります。徳持神社です。

おみくじを引こうとする高田純次さん。宮司さんは「いや、いいです」となぜか断りますが、おみくじを引いた高田さん。末吉がでました。

宮司さんに「健康歩道」を薦められ、案内されます。
健康歩道は、石が敷き詰めらています。
「靴ぬいで」と宮司さん。
「これきついんだよね」
靴下もぬいで、健康歩道を歩くことになった高田さん。

「痛いね。内側の石はとがってるよ。健康にはなりそうな気がしますよ。おみくじで帰ればよかったな」

健康歩道を、右側に健康石、左側に長寿石の間を、八の字に歩いてから参拝。
「健康は大いなる財産」と宮司さん。
「帰るときには靴はいてもいいんでしょうか」

徳持神社と池上競馬場

得持神社 公式サイトを見たら、興味深いことが書いてありました。

徳持神社は、建長年間(1249~1255年)に宇佐神宮よりご分霊を勧請し、荏原郡池上村徳持の守護神として崇敬されてきました。

もともとは、徳持の本村地区(現在の池上七丁目)にありましたが、池上競馬場建設のため現在地に移転してきたそうです。

「池上に競馬場?」
徳持は、江戸時代に六郷用水が引かれ、水田が広がっていた地帯。そんな徳持に、明治39年に国営競馬場が作られた!

軍馬の不足を解消し資質を改良するため、「優秀な種馬の輸入や、馬産農家の戸数と収入の増加」という目的があったそうです。

池上に作られたのは、当時最大級の競馬場で、開会式には、皇族方や陸軍大臣、農商務大臣、アメリカ大使も出席。池上線が開通する前だったので、大森駅や蒲田駅から、人力車が列をなしたらしい。

日本人が馬券を売ったのも、池上がはじめてでした。しかし、競馬熱があまりに高まり、異常な売り上げ高を記録し、数々の社会問題が生じたため、池上の競馬場はわずか4年で閉鎖されました。その後、目黒に競馬場が作られたのです。

儲かりすぎて閉鎖って、そんなことが・・もともと池上本門寺への参拝客で栄え、大正11年には池上線が開通して人口が増えていった池上。明治時代には競馬場で賑わった時期があったのでした。

(得持神社 公式サイトを参考に書きました. okumochi-jinja.tokyo-jinjacho.or.jp)

じゅん散歩 池上 音で模様描く墨流し

じゅん散歩は、池上仲通り商店街にある店で足を止めます。
中では、アンテナみたいなものさわる男の人。
「宇宙との交信ですか?」

ここは、KOTOBUKI Pour Over(コトブキプアオーバー

「音の震動で墨を動かして動かすんですよ。」
墨とムクロジの液を交互にたらすことで、水面に模様が広がり、さらに楽器を震動させると、模様が変化します。

店主の中井慎吾さんは、水面に墨を流して模様を定着させる墨流しアーティストとして、15年活動しています。水面に楽器の振動を加えることで独特の柄を作り出しています。

高田純次さんも、墨流しを体験。さらに楽器の震動で墨を動かしたものを写し取ります。
「これ、アメリカでやんなさいよ」とおすすめする高田さん。

池上 墨流しアーティスト コトブキプアオーバーの中井慎吾さん

KOTOBUKI Pour Ove(コトブキプアオーバー)については、『東京・大田区観光ガイドブック』にも紹介されています。
建物は築64年の建物をリノベーションしたもの。店名のコトブキは、ここで寿屋という文具店が営業していたのにちなみます。Pour Oveは、コーヒーを注ぐことを意味します。この店では、本格的なコーヒーを楽しむことができます。

中井慎吾さんについては、HOTSANDO Issue20にも紹介されています。

池上仲通り商店街にアトリエ兼コーヒースタンドをオープンした中井慎吾さんは“料紙”という和紙の二次加工である伝統工芸に取り組んでいました。
水面に墨を流して模様を定着させる“墨流し”は偶然の波紋で模様が変わるそう。平安時代から続く技法ですが、今できる表現をということで、ノイズの音域で水紋をつくっていました。

引用元:HOTSANDO Issue20


ここからは、私が散歩で歩いた池上を紹介します。

池上散歩 池上本門寺通り商店街

池上梅園に梅を見ようとでかけた2月3日。節分の日であることを忘れていました。

池上本門寺通り商店街にはいったとたん、池上本門寺に向かう人がやけに多い。

全然写真にとれていませんが、花に仏具にお煎餅と、参道らしい商店が並び、建物や看板もなつかしい雰囲気を残しています。

池上本門寺 浅野屋本舗のくず餅

一番池上らしいものといったら、やっぱりくず餅!
浅野屋本舗で小さいのを買いました。
店内で食べることもできます。

節分の池上本門寺

池上本門寺の石段が見えてきました。
何しろ節分なので、赤いコーンがおびただしい。

DJポリスも出動。
「みなさaんのお席はありますよ。あわてないで。走らないで。落ちた豆は拾わないで」
落ちた豆のアナウンスが、節分っぽい。

ぎゅうぎゅうになることもなく、無事に階段を上りました。

見下ろすとこんな感じ。今のところ都内で一番好きな景色かも。

この石段の名は、此経難持坂(しきょうなんじざか)。大好きだけれど、覚えられません。
加藤清正が寄進した石段だと伝えられています。

高齢者、小さいお子さん、小学生とブロックごとに豆まきの席があるようで。
開始1時間前ですが、賑わっていました。

今度は大坊坂(だいぼうざか)を降りて、梅園に。
この階段も最高の眺め!

大坊とは、本行寺という本門寺の子院の一つです。もとはこの地の領主、池上宗仲(いけがみむねなか)の屋敷でした。日蓮がここで亡くなったあと、その屋敷を寄進しました。

池上本門寺~池上梅園へ

池上本門寺の周りにも、立派なお寺がたくさん。花も多いので、一つずつお参りするのも楽しい!

池上本門寺~池上梅園の道。梅見の人たちがゆったり歩いていて、いい感じです。

池上梅園

傾斜地に梅が植えられています。見て歩くのに、ちょうどいい大きさ。
上からも下からも梅を眺める人たちでにぎわっていました。
上から見ると、線路あり、ビルありで、結構町の中です。

じゅん散歩も訪れた池上をご紹介しました。
江戸時代から大人気のお寺のある町、おすすめです。

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