じゅん散歩阿佐ヶ谷2024.6.27放送&阿佐ヶ谷さんぽ

じゅん散歩

2024年6月27日のじゅん散歩は阿佐ヶ谷を訪問しました。 

阿佐ヶ谷は、いくつもの個性的な商店街があり、阿佐ヶ谷神明宮や昔からの道や森があって、歴史ある町。私的には、大変好きな町です。混みすぎず、のんびりしているのも散歩に最適です。

この記事では、じゅん散歩のお散歩の様子をリポートし、後半では私が歩いた阿佐ヶ谷散歩についても書いてみます。

じゅん散歩阿佐ヶ谷 ラピュタ阿佐ヶ谷

じゅん散歩のオープニングはラピュタ阿佐ヶ谷。「1950~1960の映画のフィルムで上映するミニシアターがあるんですよ」

もともとは、アニメーション専用ではじまった映画館で、オープンは26年前。現在は、日本映画の旧作を上映する映画館が減ったことから、少し前の日本映画の旧作、特に昭和から平成初期の映画に力を入れ、年間200本以上を上映しています。

下の写真は、私が散歩していて撮影しました。(じゅん散歩に登場するとはびっくり!)文章も書いているのでごらんください。

「阿佐ヶ谷は、文士が住んだことでも知られ、ゆかりの地を訪ねる人も多く、散策にぴったりの町です」のナレーションとともに、文士村マップが写されました。

高田純次さんは、商業施設Passageに入りました。そこを抜けた商店街の千草堂書店をながめ、渡辺金物店へ。

番組を見て、私は「文士村マップがほしいな」と思ってしまったのですが、阿佐ヶ谷図書館に貼ってあるようです。
施設Passageは、阿佐ヶ谷文士村の井伏鱒二や太宰治が集まった「中華料理店ピノチオ」があった場所だとさいわれています。そういう説明はありませんでしたが、しっかり映りました。

散歩で撮ったPassageとその先の商店街の千草堂書店です。

じゅん散歩阿佐ヶ谷 渡辺金物店 

じゅん散歩は、渡辺金物店を訪問しました。1910年創業の金物店で、扱う品数は5000種類!

懐かしいものを店主に紹介してもらいます。
「ハエタタキ」「ハエ帳」を見ます。
「ネズミ捕り」を見せてもらいます。ネズミ捕りを見ながら「ネズミも利口になってかからないんじゃない?」と高田さん。でも、よくひっかかるらしいです。

下の写真は、阿佐ヶ谷を散歩した時に撮りました。文章も書いていますので、記事の後半もごらんください。

じゅん散歩阿佐ヶ谷 ジェラテリア シンチェリータ ジュラート専門店

じゅん散歩は、松山通りを歩きます。

クミンというレストランとメニューが映りました。

高田純次さんは、ジェラテリア シンチェリータを訪問。この店は、2010年創業で、ジェラートのバリエーションが多い。草団子や、カレー味もあるそうです。

高田純次さんは、人気だというメルノワを試食しました。メルノワは国際的な大会で3位に輝いたもの。「中のナッツはきくね。これがはいってなければ、普通のおいしいアイスクリームだものね」

店主は、果物の他、パンを入れたジェラートも作っていて、今度は米のジェラートを作ろうと思っているそうです。

下の写真は、松山通りを歩いた時に撮りました。文章も書いているので、後半の記事もごらんください。

ここからは、私が2024年6月に、実際に歩いた阿佐ヶ谷さんぽについて書いていきます。

今回の散歩では、じゅん散歩の予告編に出た場所を歩いてみました。また、最近「阿佐ヶ谷暗渠マップ」(暗渠マニアックス×地図らぁの会 2020年)というすごい地図を手に入れたので、暗渠スポットも歩きました。
つり堀の寿々木園→阿佐ヶ谷駅北口→阿佐ヶ谷神明宮→松山通り→北口の暗渠跡というコースです。

なお、2024年2月にも、一番街商店街、松山通り、Aさんの庭、パールセンターなど広いエリアを歩き、「区役所ついでの阿佐ヶ谷さんぽ」を書いていますので、こちらもごらんくださいね。

阿佐ヶ谷駅前

阿佐ヶ谷南口の駅前ロータリーを歩きます。

以前に訪問した時には「書楽」だった書店が、「八重洲ブックセンター」になっていました。
閉店を惜しむ声が多く、「八重洲ブックセンター」が手を挙げて、本や希望する従業員もそのままの形で、2月にオープンしたと聞いています。

この日も。「ここを目指して!」という勢いで、次々とお客さんが入っていきました。
入口には、阿佐ヶ谷を描いたマンガ「ひらやすみ」のポスターがドーンと貼ってありました。

川端商店街

「阿佐ヶ谷暗渠マップ」によると阿佐ヶ谷駅南口の右奥から入る川端商店街は、相沢堀という桃園川支流が流れていたそうです。(阿佐ヶ谷暗渠マップ)
川の両側に店ができたので「川端商店街」ですが、昭和10年代には、暗渠になったそう。

水路っぽい曲線の商店街です。夕方から開くお店が多めだけれど、昼呑みの店もある商店街でした。

横に入るいちょう小路がいい!

つり堀 寿々木園

川端商店街を抜けると、暗渠らしい車止めがあり、その向こうに多くの人が何かを見物していました。

インパクトのある看板です。プールみたいな池のまわりに、たくさんの人が釣り糸をたらして、ハッピーな雰囲気が溢れていました。

阿佐ヶ谷駅北側~スター商店街

さて、このあと予想外にいろいろ見つけてしまいます。

中央線のガードをくぐると、飲食店ばかりの小さな商店街があって、駐輪場のあたりに緑が多い区画が。

古い医院もありました。
その前に、とても流行っているたい焼きの店まめやもありました。

ラピュタ阿佐ヶ谷

不思議な形の建物があったので、見に来ました。
掲示板があって、映画館みたい。「ラピュタ阿佐ヶ谷

現地では全貌が把握できなかったのですが、名画座のラピュタ阿佐ヶ谷と、地下の小劇場ザムザ阿佐谷、上階にはレストラン山猫軒が入っているようです。

スターロード

中央線の北側を、線路に平行に伸びるのが、スターロードという商店街。こちらも呑む店多め。

駅近くになると、道が路地風になって、ますますいい感じに。うなぎ店の阿づ満やには、近所の人が予約に来ていました。昔から愛されている老舗のようです。

素敵な一画。青果店、お好み焼きにパインミー。

コーヒーとナポリタンの看板が出ている感じのいいお店はキャラバンコーヒー。ごはん時だったら入っていたと思います。

阿佐ヶ谷駅北口

阿佐ヶ谷駅北口です。魅力的な道がたくさんあります。右に見えているのは、高架下に新しくできたBeans。新しいけれど、わちゃわちゃした路地っぽさがあります。
三菱UFJ銀行の看板から入っていくのは、老舗喫茶店gionなどがある通りです。

今日は、じゅん散歩で出てくる「阿佐ヶ谷文士村」に関係があるところに行ってみます。

阿佐ヶ谷駅北口は、バスターミナルがあります。写真の右奥に見えているPassageという商業施設が、井伏鱒二や太宰治ら文士が集まったピノチオという中華料理店があった場所のようです。
井伏さんも太宰さんも荻窪駅の北側に住んでいて、歩いてきていました。結構遠いんですよね。

Passageが見えてきました。

Passageはこんな感じなんですね。エスカレーターもありました。まっすぐいくと、商店街につながっています。すごく小さい中野ブロードウェーというか・・文士が飲んでいた面影は全くないけれど、中に入ってみたいビルです。

上から見下ろした様子。なんだかいい。気に入ってしまいまいした。

世尊院

中杉通りを北に向かっていくと世尊院が見えました。

世尊院は、1429年創立と書かれています。現在中野にある宝仙寺は、阿佐ヶ谷の大寺で、それが中野に移転したあと、宝仙寺の子寺で、地元住民の菩提寺として残されたのが世尊院だそうです。
明治22年~大正11年まで旧杉並村村役場も置かれていたそうです。
いろいろ大事なお寺ですね。

阿佐谷神明宮

前にも行った阿佐ヶ谷神明宮に来てみました。旧阿佐ヶ谷村の鎮守、6月はどうなんでしょうか。

6月は緑が素晴らしい。紫陽花もまだ咲いていました。

この素敵な石段、段差は小さく曲線でよいんです。そして裏手の方に、どら焼きを売っている店舗があって、それが残り少なそうだったので、突然どら焼きを買ってしまいました。

みなさんベンチで食べていたので、写真も撮らずに食べたら美味しい!
とらや椿山は、パール街にある大正14年の老舗らしい。思いがけず、いいものいただきました。

そしてお参りしました、次々とお参りの人が絶えません。

渡辺金物店

次は、松山通りの入り口にある渡辺金物店に向かいます。世尊院の交差点の反対側、なか卯の看板を右に行けば松山通り、左の角が渡辺金物店です。

にぎやかな品揃えな店で、ほうきや、塵取りや、シルバーカーが店頭に。ほうきがこんなにクローズアップされているって、
「見るだけ歓迎!聞くだけ大歓迎!」の貼り紙もやさしいし、これもなかなか貼れないと思います。

もちろん店内はにぎわっていました。

渡辺金物店は、アーケードのある商店街の出口にあり、アーケードはさきほどのPassageにつながっていました。大きな古書店がありました。こんなところもあるんだ、奥の深い阿佐ヶ谷。

松山通り

松山通りを歩いていきます。
このネオ書房は、駄菓子屋でもあるみたいで、外にはゲーム機、中には子どものお客さんがいました。

「自由にお座りください」と書かれた椅子発見。

昔からありそうな酒屋さん。

左の青い庇の店は、Sandwich Store Laugh。サンドイッチ専門店のようで、店内がいい感じ。どら焼きを食べたので、通り過ぎます。

ジェラテリア シンチェリータ

土曜日なので、人通りが多く、地図をみながらジェラートの話をしているグループが通ります。
そう思っていると、前方に行列が。
行列は角を曲がって続いていて、30人くらいでしょうか?
でも、ジェラート店だから、意外と待たないのかもしれません。

暗渠を見に行く

ジェラート店のあたりが、一番低くなっていて、桃園川支流の暗渠あとになります。
道を右に曲がって「阿佐ヶ谷暗渠マップ」のおすすめの暗渠を見に行きます。

中杉通りを渡ります。内装の看板が出ている飲食店があって、気になりました。
マップを見ながら、桃園川本流のすぐ北を流れていた卯の木遊歩道を探して歩きます。

車止めがあって、少し暗渠らしさがでてきました。

この赤い車止めは、私が子どものころ親しんだものです。(小沢川流域で)昔はもっと赤かったのだけれど。


住居案内図が昔のっぽいです。

右は花壇で、左は住宅の美しい道。これは美しい暗渠道。多分、暗渠マップに卯の木遊歩道とあるのはこちらでしょう。

暗渠が終わって、駅までの道です。
桃園川やその支流が何すじも流れていたので、阿佐ヶ谷の北口は、駅近くでも道のカーブがすごいです。歩いていて楽しい道です。

じゅん散歩を見て「阿佐ヶ谷いいな」と興味を持った方は、ぜひ一度歩いてみてくださいね。

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