区役所ついでの阿佐ヶ谷さんぽ

ふつう散歩

こんにちは。へいあらんです。
父の戸籍関係書類をもらいに、昔住んでいた杉並区へ。
ついでにぶらぶらした1月の平日の記録です。

阿佐ヶ谷の魅力は、商店街。パールセンターに松山通り、阿佐ヶ谷親交会。古いのも新しいのも個性的。レトロ建築多め。
桃園川か町の中を横切っていたので、いい具合にアップダウンがあってくねくねなのも好き。

ひとり散歩にはひとりごはん。ひとりごはんと、トイレ事情をチエック!

  • ひとりごはんポイント★★★★☆ 
    インド料理のクマリ、大満足。他にも行きたかった店多数。区役所でも一人呑み推してたし
  • トイレポイント★★★☆☆
    大型施設少ないです。公共施設は区役所くらいでした。今回の散歩は駅から数百m以内なのと、飲食店・コンビニは多いので、なんとかなりそう。

ランチの店を探す

杉並区役所といえば、阿佐ヶ谷です。

JR阿佐ヶ谷駅で降りて、まずはランチを食べようと。
電車の中で調べた店は、中央線南側、細い通り沿いに固まっていました。

その通りはこんな感じ。
小川豆腐屋店のドアは、昔の実家みたい。

ピンクの看板の「MISTY OPARS」から楽しそうな女性二人組が出てきた。
「おいしそう。でも中が見えない」のでちょっと保留。

この店は「ミスティー・オーパース」と読むのでした。
昼はレトロなカフェレストラン、夜はワインも楽しめる。
カウンターもあって、女性の一人呑みもしやすい、って私のためにある店かも。
次行ってみよう。

もともとチエックしていたエスニックの店は、中は見えるが勇ましい男子が溢れていて、気が進まない。
と、そのすぐ近くに、きれいそうだし、中も見えるし、大好物、のインド料理の店を見つけました。

「クマリ阿佐ヶ谷」は一人に優しい! 阿佐ヶ谷ひとりごはん

はいってみます。
席は半分くらい埋まっていました。
二人がけのテーブルにすわった私に「広い所どうぞ」と勧めてくれる。ひとりめしにやさしい。

今日のカレーがほうれん草だというので注文し、ラッシーとサラダをつけて1000円ちょっと。
席も広いし、とても清潔でくつろぐ。待たされることなくランチ登場!

「ナンが大きい!」

そうでした。インド料理店のナンはでっかいのだった。
食べられるのか私。

カレーは辛さ1で美味しいし、一緒に食べたら、あっという間でした。
ナンは意外と入りますね。

お店の雰囲気といい、味といい満足なランチでした。

さて、区役所に行く前に、散歩に出かけます。

阿佐ヶ谷駅 北側

駅の北側で大きな工事が。看板を見ると、病院が移ってくるのでした。

右の大きな木は、旧阿佐ヶ谷村の名主家の屋敷林。この家はけやき屋敷と呼ばれていました。
名主の相澤家は、阿佐ヶ谷駅の誘致や、水田を灌漑する「半兵衛・相澤堀」にも活躍した家みたいです。

阿佐ヶ谷神明宮

阿佐ヶ谷に来たら、ここにお参りしなくてはの阿佐ヶ谷神明宮
旧阿佐ヶ谷村の鎮守です。
毎度立派さに驚いてしまいます。

松山通り

昔からの商店街の松山通りへ。
ちょっと曲がった下り坂を降りていきます。

いつの時代のだろうレンガ色のビル。

コインランドリーとおもちゃ屋と古書店が並んだ一画。
コインランドリーは営業していなくて、「くずれる」と注意がきが危険を知らせている。

そして古書店の前には人だかりが?

古書店はコンコ堂という。静かに音楽がかかって、お店はすっきり片ついている。
古書店って、買い取った本が店先にわんわんしているとことが多いけれど、本当に整然としている。

しばらくして、人だかりの理由がわかりました。
先生と生徒さんのグループが、オーナーにインタビューをするところだったのです。インタビュー前に外の本棚を見ていたのです。

「お店のコンセプトは?」って生徒さんが一生懸命質問。聞いていたかったけれど、申し訳ない気がして、そーっと出てきた。コンセプトなんだったかな?また来ましょう。

下の2枚の写真の道は、多分暗渠っぽいです。多分桃園川と桃園川支流です。
横にはフォントがおしゃれな熱帯魚あくあしょっぷ
八幡煎餅の看板も読めないけれど、素敵。煎餅だけでなく、落花生も売っていました。

暗渠のとなりには良い文字があるらしい。

松山通りは、パンや、焙煎コーヒーや、流行っているジェラートや、古書のコンコ堂のように新しい見が出ていました。でも、八幡煎餅みたいなのもあって、なんともよい雰囲気でした。
道のくねりっぷりと、川があったことのアップダウンも雰囲気をあげてます。

この松山通りは、鎌倉街道の一つです。

青梅街道などの街道より前からある、南北に連なる道は「鎌倉街道」と呼ばれていたようで、いくつかある。松山通りと、阿佐ヶ谷パールセンターはその一部で、南は大宮八幡宮、北は鷺宮八幡神社から豊島城(旧豊島園)まで続いていたそう。

Aさんの庭

気になっていたAさんの庭に向かいます。

けやき通りを横切る時に、ソロバン塾の看板が。
そろばんは今も健在なのか・・
小さい頃は、そろばんって学校で習ったような。足し算くらいしかできませんでした。

住宅街の中のさくらの巨木。いいお花見ができそう。

この建物は、下宿のようなアパートのような。懐かしい雰囲気だけれど、きれいなのがすごい。

Aさんの庭に着きました。

ここには、昭和初期に建てられた近藤邸があったそうです。バラが咲く洋館は、宮崎駿監督が著書の中で紹介して、保存する機運が高まっていました。
その後、火事で洋館が焼けてしまうという出来事を経て、宮崎駿監督の支援もあり、区と市民団体が協力して、庭と小さな建物を作ったそうです。
「A]は公園にくる人のことだそう。

何人かの人が庭でのんびりし、隣の小学校のチャイムも聞こえたりして、庭はいい雰囲気でした。

さて、いい加減に区役所に行かなくては、と阿佐ヶ谷駅に引き返します。

阿佐ヶ谷親交会

途中の道にもきれいな木造の家発見。

駅に近づいてきました。阿佐ヶ谷親交会。

その並びの玉の湯。店の前の石の柱が気になります。

阿佐ヶ谷駅 北側

駅ちかの小さな弁天様。

生搾りの店 青汁スタンドが気になって入らず。入ればよかった。

老舗喫茶gion。お噂はかねがね知っていました。ここにあったとは!

阿佐ヶ谷パール商店街

阿佐ヶ谷パール商店街を抜けて、青梅街道沿いの杉並区役所へ。
この屋根、好きです。
パール商店街は、行列のたいやき屋さん、おばあさんが売っていて同じくらいのお客さんが並んでいる和菓子屋さんが気になりました。

杉並区役所にはアド街・荻窪のジモトートも売ってる!

午後3時に杉並区役所に到着。
阿佐ヶ谷駅に降りてから3時間もぶらぶらしてしまいました。

戸籍の書類は、区役所の親切な職員さんによって、ささっと出来てきました。

この杉並区役所には、コミュかるショップという売店があります。
2024年2月17日のアド街ック天国・荻窪に出てきたジモトートというトートバッグを売っています。
荻窪のトートは、太田黒公園とか、コーミヤのソフトとか入っていて、紺一色でおしゃれ!

「JIMOTOTE®」とは“じもと” による “じもと” のためのトートバッグです。東京多摩の5エリア(武蔵野、三鷹、小金井、国分寺、府中)のトートバッグ製作企画が進行中です。(ジモトート公式より)

戸籍を眺めると、父は101年の人生のうち、50数年の間、杉並区に住んでいたのでした。私は20数年住んでいたのでした。

父の父が、昭和18年ごろに「えいっ」て西永福に引っ越してきて。
その後何回か引っ越しながら、うちの家族は長い間お世話になりました。

離れてからも杉並区愛は冷めません。
また来て、青汁も飲もう、GIONにも行こう、と思ったのでした。

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